北京/ソウル(CNN) 中国の習近平(シーチンピン)国家主席は、北朝鮮との「戦略的な協調と協力」を深めるよう呼びかけた。この直前には7年ぶりに訪問した同国で盛大な歓迎を受けた。
中国国営新華社通信の発表によると習氏は8日、2日間の国賓訪問を開始するにあたり、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記と会談。両国の関係に「力強い推進力」を注入すべきだと訴えた。
また経済や貿易、農業、保健、建設、科学技術などの分野で協力を拡大する用意があると付け加えた。
金氏と李雪主(リソルチュ)夫人は平壌の空港で習氏を出迎えた。公式映像では、習氏の搭乗機が着陸する際に二人が拍手を送る様子が映し出された。
中国国営中央テレビ(CCTV)によると、習氏と彭麗媛(ポンリーユアン)夫人は金氏から「温かく」歓迎され、北朝鮮の子どもたちから花束を贈られた。
今回の訪朝は、習氏にとって今年最初の外遊となる。数週間前には北京で米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領とそれぞれほぼ立て続けに会談していた。
この訪問はまた、習氏が北朝鮮との緊密かつ歴史的な関係を再確認する機会でもある。新華社によると習氏は金氏に対し、「国際情勢がどのように変化しようとも、中朝の伝統的友好関係を重視する中国共産党と中国政府の確固たる立場は変わらない」と述べた。
北朝鮮にとって習氏の訪問は、ロシアと中国の間で長年続けてきたバランス外交の新たな一章となる。北朝鮮は両国から軍事的・経済的利益を得つつ、いずれか一方への過度な依存を避けようとしている。
習氏の到着前日、北朝鮮の国営メディアは、金氏が主要な軍需企業を視察し、「各種弾道ミサイルおよび巡航ミサイルの生産能力拡大」について報告を受けたと伝えた。
金氏は先週には兵器級核物質を製造する新工場を訪問し、北朝鮮が「国家の核戦力を指数関数的な速度で強化する」計画だと述べた。国営メディアが報じた。
北朝鮮は国際社会からの制裁に反して核兵器開発計画を推し進めているが、今回の中朝首脳間の協議でこの問題がどの程度話し合われるのかは明らかではない。

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