はしか感染の子どもが死亡、NY州で30年ぶりの死者 排除国認定取り消しか

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(CNN) 米ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は2日、同州ルイス郡の子どもがはしかに感染して死亡したと発表した。同州ではしかに関連して死者が出るのは30年ぶりだった。

ホークル知事は「はしかは感染力が非常に強い。この危険な病気から身を守るには、依然としてワクチン接種が最善だ」と強調。「予防できる病気から国民を守るために長年積み上げてきた進歩を政府が意図的になし崩しにすれば、何が犠牲になるかをまざまざと見せつけた」と訴えた。

ホークル知事ははしかの感染拡大を受けて先月、州全域に非常事態を宣言した。米疾病対策センター(CDC)の集計によると、同州では10月29日現在で168例が報告されている。ルイス郡の症例数は同月14日の時点で15例。全員が麻疹・おたふく・風疹のMMRワクチンを接種していなかった。

CDCによれば、ワクチンを接種していない人がはしかに感染した場合、約5人に1人が入院を必要とする。子どもは20人に1人が肺炎を併発し、はしかに感染した幼児の筆頭死因となっている。子どものうち1000人に1人は脳炎を併発する。

全米で今年に入って報告されたはしかの症例は4800例を超え、1991年以来で最多となった。うち症例が最も多いペンシルベニア州では5人が死亡している。

米国は2000年にはしか排除を宣言した。しかし、来週開かれる世界保健機関(WHO)の汎米保健機構(PAHO)委員会で、はしか排除国の認定は取り消される見通し。

専門家によると、はしかの症例が増えたのは、ワクチン接種率の低下が主な原因だった。ただ、症例の増加を受けて接種率が急増した地域もある。

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