おうし座南流星群がピークに、火球が見られる希少なチャンス

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(CNN) 鮮やかな火球の出現で知られる「おうし座南流星群」が、米国時間の5日にピークを迎える。

おうし座南流星群の隕石(いんせき)は、時速約10万4607キロメートルの速度で地球の大気圏に突入する。速度が遅いことから、オリオン座流星群などに比べると見える時間は長い。ひときわ長い光の尾を引く流星は、おうし座の方向から放射状に流れるように見える。天体情報サイトの「アーススカイ」によると、ピークを迎えるのは米東部時間5日午後3時(日本時間6日午前5時)ごろ。

米航空宇宙局(NASA)流星体環境局のビル・クック氏は、「おうし座流星群が素晴らしいのは、明るい火球が豊富なこと」と語る。「数はそれほど多くなくても、一度見れば忘れない。輝く光の筋が夜空を横切る」

小惑星や彗星(すいせい)は、太陽の周りを公転しながら放出した氷や岩石の破片を軌道上に残す。地球がその軌道上を通過すると、そうした破片が地球の大気に衝突して燃え、鮮やかな光が空を流れる流星群が発生する。

氷や岩石の破片はほとんどが塵(ちり)や小石ほどの大きさで、大気圏突入で燃え尽きる。しかしビー玉や小さな岩塊ほどの大きさの破片は火球になることがある。そうした火球は金星以上の輝きを放つことがあり、光の筋が数秒後に消えるものも、雲のような蒸気の筋が数分間空に残るものもある。

流星はオリオン座の隣にあるおうし座から現れるように見える/Alan Dyer/VW Pics/UIG/Getty Images
流星はオリオン座の隣にあるおうし座から現れるように見える/Alan Dyer/VW Pics/UIG/Getty Images

おうし座南流星群は、南極を除く世界のほぼどこからでも見ることができ、1時間に約5個の流星が観測できる。

おうし座南流星群は9月に始まって11月20日に終わる。一方、近くにあるおうし座北流星群は10月中旬に始まって11月12日にピークを迎え、12月10日に終わる。

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