ダイヤモンドは溶けると密度が上がる?残された2つの謎
ダイヤモンドは溶けると密度が上がる?残された2つの謎 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部LLNLのジョン・エガート氏らは約20年前、高圧でダイヤモンドを溶かす先駆的な実験を行いました。
そこで見つかったのは「ダイヤモンドは溶けると密度が高くなる」という珍しいふるまいでした。
これはかなり珍しい性質ですが、身近な例に水があります。液体の水は氷より密度が高いため、氷は水に浮きます。
LLNLのマリウス・ミロー氏は、エガート氏の発見は「高圧ではダイヤモンドが液体の炭素に浮く」ことを意味すると説明しています。
ところが、この実験で測った溶ける温度は、理論モデルの予測と約20%も食い違っていました。
ミロー氏によれば、理論家たちが最先端のコンピューター計算を使っても、実験結果は再現できなかったといいます。
もう1つの謎は、サンディア国立研究所の実験から生まれました。
研究者たちは「Zマシン」という装置の強力な磁場を使い、小さなダイヤモンドの試料を衝撃で押しつぶしました。
すると、ダイヤモンドは完全に液体の炭素になる前に、別の結晶の形を通るかもしれないという信号が得られたのです。
コンピューター計算もこの解釈を支持しましたが、押しつぶされた物質の原子の並びは直接確かめられておらず、この「途中の形」は未確認のままでした。







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