「緑色の恒星」を初めて発見、特殊な白色矮星のケース 英天文学チーム

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(CNN) 白色矮星(わいせい)の分析に取り組む天文学者のチームが、人間の目に緑色に見える星を初めて発見した――。そんな新しい研究が発表された。

研究の筆頭著者を務めた英ウォーリック大学の天体物理学者、マーク・ホランズ氏の15日の説明によると、ほとんどの恒星の色は温度に左右され、色合いも数種類に限られる。しかし、太陽のような恒星が寿命を迎えた後に残る高密度な残骸「白色矮星」は、驚くほど多彩な色で輝く可能性があるという。

ホランズ氏はCNNの取材に、「ふつうの恒星の色はオレンジや白、青に限られる」と指摘した。

「大半の白色矮星も同じだということが分かったが、一部に特殊なケースがあり、星の外層の物理環境が特異なことから、光のスペクトルにかなり大きな逸脱が生じる」と説明した。

さまざまな色の白色矮星をシミュレーションした画像/Courtesy Mark A. Garlick/University of Warwick
さまざまな色の白色矮星をシミュレーションした画像/Courtesy Mark A. Garlick/University of Warwick

こうした逸脱は、大気中のヘリウムと、微量に含まれる他の元素との相互作用によって生じる。他にどのような元素が含まれるかは、白色矮星がこれまでの生涯でどんな物質と接してきたかによって異なる。

例えば、岩石に多く含まれる鉄やマグネシウム、ナトリウムといった元素が白色矮星の表面で見つかることがあるが、これはかつて星の周囲に惑星系が存在した証拠かもしれない。あるいは、「白色矮星に近づきすぎた小惑星のような天体」に由来する可能性もあると、ホランズ氏は説明する。

「そうした天体は粉々に砕かれてちりとなり、岩石質のちりや破片が白色矮星の表面へと降り注ぐ」という。

「やがて、ちりは星の外層と混ざり合う。我々はこれをもとに、岩石質の物質が何でできていたのかを測定できる」(ホランズ氏)

「つまり、白色矮星を一種の『診断ツール』として活用することで、惑星を構成していた物質の化学組成を実際に調べることができる」

遠い星を身近に

ホランズ氏は今回の研究で、地球から20パーセク(約65光年)以内にある既知の白色矮星151個を調べた。

ホランズ氏によると、緑色に見える星には、主な元素としてカルシウム、ナトリウム、リチウムが含まれている。

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