映画「ゴジラ-1.0」の海外版“幻のポスター”、「マジでかっこいい」「絶対ほしい」と世界から絶賛の声。日本版と比べると?

1 日前 4

山崎貴さんが監督、神木隆之介さんが主演の映画「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が、10月30日(金)の夜9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で放送される。

2024年の米アカデミー賞で、日本映画として初めて視覚効果賞を受賞した本作は、海外でもヒット。実は日本映画を愛する海外アーティストによる希少なポスターが作られていたことをご存知だろうか。

「偉大なゴジラポスターの伝統を受け継ぐ」

2023年の公開当時、日本でメインで使われていたポスターは、毛筆のような書体のGの文字の中にゴジラが見え、その下に「-1.0」と書かれているデザイン。モノクロ映像版など上映形態ごとに異なるポスターも作られて、配給会社・東宝のオンラインショップでは全4セットのプレミアムポスターも販売されている。

アメリカでも、日本版のGのデザインを踏襲し、「-1.0」の部分を「GODZILLA MINUS ONE」にしたポスターがよく使われており、他にも様々なポスターが発表された。

その中で、公開から少し時間が経った2024年2月に、映画ポスター・カルチャーを代表するアメリカのアート集団「MONDO」は限定ポスターをオンラインで販売。MONDOは、映画作品の宣伝用ではなく、アーティストが作品を斬新に解釈した「オルタナティブ・ポスター」というジャンルを開拓し、日本でも展覧会が開催されるなど世界中にファンがいる。

手がけたのは、手描きの作風で知られるアーティストのトニー・ステラ氏。当時の報道では「日本を除く全世界に配送」とあり、日本では流通しなかったとみられる。ステラ氏は、日本版予告編が公開された際に「偉大なゴジラポスターの伝統を受け継ぐポスターを描きたいという衝動に駆られた」とコメント。日本で「ゴジラ」シリーズのポスターを手がけたイラストレーターの生賴範義(おおらい・のりよし)さん(2015年に死去)の名前をあげており、生成AIのイラストなどが溢れる時代に「巨匠の不在はより一層痛切に感じられる」とも述べていた。

実際、ステラ氏は2023年7月に予告編が公開された際にSNSにポスターを投稿。その際は非公式だったようだが、山崎監督自身もXで「かっけえ」とコメント。「マジでかっこいい」「これは絶対手元に欲しい」など様々な言語で絶賛の声が寄せられていた。

ステラ氏は、特に日本映画への関心が深く、2026年3月にニューヨークで行われた俳優・梶芽衣子さんの特集上映のポスターも担当。その後5月に惜しまれながら亡くなった。

あらすじは?続編「ゴジラ-0.0」は11月3日公開

「ゴジラ-1.0」は、ゴジラ生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。主演の神木隆之介さんのほか、浜辺美波さん、山田裕貴さん、青木崇高さん、吉岡秀隆さんらが出演。

戦争によって焦土と化し、「無(ゼロ)」になった日本に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現。戦争を生き延びた人々が、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく、というストーリーだ。

11月3日には、続編の「ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)」が公開。「-1.0」から2年後、復興でようやく取り戻したはずの日常に、再びゴジラが襲いかかり、戦いを終わらせるために新たな作戦に乗り出す。新たなメンバーとして、天才気象予報官役で長澤まさみさんなどが登場する。

記事全体を読む