コスタリカ沖で見つかった“新種候補”のゴーストシャーク
今回注目されているゴーストシャークは、コスタリカ沖の太平洋深海で確認されました。
コスタリカ大学の生物学者アルトゥーロ・アングロ・シバハ氏によると、この個体には、既知の近縁種と比べていくつかの目立つ違いがあります。
具体的には、吻(ふん)、つまり鼻先の部分が「より短い」こと、体色の模様が「より暗い」こと、さらに背びれの棘が「かなり長い」ことです。
【新種候補となるゴーストシャークの実際の標本画像がこちら】
見た目だけでなく、遺伝子解析でも重要な手がかりが得られています。
シバハ氏によると、この新種候補は他のゴーストシャークと「繁殖上の接触がない」ことが示されました。
つまり、他の近縁種との遺伝的な交流がない、独立した種である可能性があります。
ただし、ここで大切なのは、まだ結論が完全に確定したわけではないという点です。
過去にペルーやチリの近海で採集された標本が、今回のコスタリカ産の個体と非常によく似ているため、研究者たちは標本同士を比較しながら慎重に判断を進めています。
もし新種として確定すれば、中央アメリカ沿岸の深海にも、まだ見つかっていない生物多様性が広がっていることを示す発見になります。






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