憧れの海外リゾートで「激アツ」な展開…のはずが、「日本に帰らせて!」と絶叫の結末。何が起こった?警視庁が注意喚起

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憧れの海外リゾート。車の出迎えまであり、ここまでは「激アツ」な展開だった。しかし、その先に待っていたのは、思い描いていた滞在とはほど遠い「絶望」だったーー。

いったい何が起きたのでしょうか。警視庁が公式YouTubeチャンネルで動画を公開し、注意を呼びかけています。

「リゾート満喫?」

警視庁が2026年9月17日に公開したのは、「【海外案件に応募した末路 篇】使い捨てられた加害者たち」と題した1分24秒の動画です。

漫画のページがパラパラとめくれていくような映像で、おどろおどろしい曲とともに、「どうして、どうしてこうなった?!」という女性の声が響きます。

物語は、女性がSNSで海外リゾートの投稿を目にする場面から始まります。

「え、これ超良くない?」。投稿は、海外リゾートでテレアポの仕事をするというもの。

「テレアポでバイトしながら、あとはリゾート満喫?」「遊びながら稼げるってヤバすぎ」と、女性の気持ちは一気に盛り上がります。

「即応募っと」。現地に着くと車が出迎えてくれ、ここまでは「激アツ」な展開です。

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Akarawut Lohacharoenvanich via Getty Images

パスポートを預けると、状況が一変

しかし、ここでパスポートを預けさせられ、状況は一変します。

連れて行かれた先で告げられたのは、「ここが仕事場。このリストを使ってひたすら電話をかけて」という言葉。

「なんか話と違う」「やばい、絶対にやばい」。

「ここが泊まる部屋」と案内された場面では、リゾートホテルとはかけ離れた、簡易ベッドが並ぶ無機質な部屋が描かれています。

その夜、女性は抜け出そうとしますが、男に「どこにいくんです?パスポートもないのに」と止められてしまいます。

動画の最後は、女性が膝をつきながら「日本に帰らせてください!」と絶叫するシーンで終わり、「気軽な入り口、絶望の末路」というメッセージが映し出されます。

「トクリュウ」対策を啓発

この動画は、警視庁の「匿名・流動型犯罪グループ対策本部」による啓発動画です。

匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)とは、明確な組織構造を持つ従来の暴力団等とは異なり、犯罪で得た収益を吸い上げる中核部分が匿名化されている犯罪集団のこと。

末端の実行犯は、SNSや求人サイト等を通じてその都度募集されるほか、詐欺や強盗、窃盗などで検挙されるたびに使い捨てにされ、新たなメンバーが補充されるなどの特徴があります。

警視庁は、同本部の特設サイトでトクリュウに関する情報提供を呼びかけています。

また、サイトでは、トクリュウの手口のほか、今回の動画を含む「使い捨てられた加害者たち」シリーズの動画も公開しています。

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