10月13日午後1時頃、千葉県の柏市、鎌ケ谷市、流山市、松戸市などで爆音が鳴り響き、住民から「何ごとかと思った」「ものすごい音がして怖かった」などの声が相次ぎました。
爆音の正体は、戦闘機の飛行音です。
日米共同統合演習「Keen Sword 27」の事前訓練
鎌ケ谷市の公式サイトによると、10月19日〜29日まで実施される日米共同統合演習「Keen Sword 27(キーン・ソード27)」に先駆け、13日から「百里基地」(茨城県小美玉市)と「下総航空基地」(千葉県鎌ケ谷市・柏市)にて複数の戦闘機が飛行・離着陸する“事前訓練”が行われています。
訓練に使用されているのは、「百里基地」に所属する「F-2戦闘機」4機と「T-4練習機」1機です。
13日〜15日まで連日、飛行・離着陸の訓練が実施されており、16日も飛来する可能性があるといいます。さらに、19日〜29日の演習期間にも3日間程度、同様の飛行訓練が行われるということです。
なお、鎌ケ谷市は、同市長が北関東防衛局に対し、「徹底した安全対策を講じるとともに、飛行に際しては騒音の低減に努め、市民の皆様の生活環境を守ることに最大限配慮することを強く要望する」旨の申し入れを9月30日付で行ったと報告しています。
爆音に「びっくり」「隕石が落ちてくると思った」
今回の訓練に伴い、SNSには、爆音を響かせながら飛行する戦闘機を捉えた動画が複数投稿されています。
「戦闘機が間近で見られて興奮した」「動画が撮れて満足」などと喜びの声が上がる一方、「事前告知が不十分。昼寝していた子どもや高齢者もいたはず」「こんなに低く飛ぶ必要があるのか」などと不満や懸念の声も散見されます。
13日の訓練時、流山市内の小学校にいた児童は、「教室にいたら大きな音がして怖かった。みんなびっくりして窓から外を見ていた。隕石が落ちてくると思った」と語りました。
なお、防衛省によると、「Keen Sword」は「強固な日米同盟に基づき、日米の共同統合運用能力の維持・向上を図る」ために行われています。演習を通じて「地域の平和と安定に積極的に貢献するための態勢と能力を維持・強化していきます」ということです。

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