元NBA選手がトランス公表 女子リーグ参戦か

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引退したバスケットボール選手のロイス・ホワイト氏

引退したバスケットボール選手のロイス・ホワイト氏

By George Caldwell – The Washington Times – Saturday, August 8, 2026

 元バスケットボール選手のロイス・ホワイト氏は、トランスジェンダーであることを公表し、女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)でプレーする意向を表明した。

 元ボストン・セルティックスのエネス・カンター・フリーダム氏も同様に、7日、女子リーグへの参加を表明した。

 35歳のホワイト氏はFOXニュースに「女性としてバスケットボールをしたいと思うことがよくある。2027年のWNBAドラフトにエントリーする」と語った。

 ホワイト氏は4日、SNSへの投稿で「トランスジェンダーになった」と初めて表明した。

 身長6フィート8インチ(約203センチ)のアイオワ州立大フォワードだったホワイト氏は、2012年のプロバスケットボール協会(NBA)ドラフト1巡目でヒューストン・ロケッツから指名され、2014年にはサクラメント・キングズでNBAに短期間出場した。

 今回の表明は、女子スポーツに参加するトランスジェンダー選手を皮肉るパフォーマンスに終わる可能性がある。WNBAの労使協約は「女性である選手のみがWNBAでプレーする資格を持つ」と定めているが、女性の定義は示していない。

 WNBAのキャシー・エンゲルバート・コミッショナーは7日、各チームに宛てたメモで、女子バスケットボールにおけるトランスジェンダー選手を巡る議論を今後も続けると約束した。

 エンゲルバート氏は「ここ数週間、多くの皆さんが女子バスケットボールにおけるトランスジェンダー選手の参加について質問を受けていることを承知している。この問題は今後も大きな注目を集めると予想している。リーグ事務局がこの議論にどう対応しているかをお伝えするとともに、メディアからの質問に思慮深く、プロとして卒なく対応してくれた皆さんに感謝したい」と記した。

 このメモによると、この問題については、来週予定されている会合でチームのトップやゼネラルマネジャーで構成する作業部会がさらに協議する。

 エンゲルバート氏は「これは複雑で、さまざまな側面を持つ問題だと認識している。今後数週間、数カ月にわたり、皆さんや選手会と議論を続けていく。さらに協議の場を設け、参加を希望するチーム幹部向けに意見を聞く機会も提供する予定だ。皆さんの見解や意見は非常に重要であり、すでに連絡を寄せてくれた方々に感謝する」と記した。

 WNBA選手会は7日、SNSで声明を発表し、多様性と包括性を強調する一方、選手会が「政治的なこまとして利用されることはない」と表明した。

 声明は「われわれは正義、公平性、多様性、包括性を受け入れる。これらは選手会を結束させ、女子スポーツを守りながら変革を生み出すための価値観だ。トランスジェンダーの人々を含め、いかなる個人や集団に対する憎悪、虐待、悪者扱いも、恐怖や分断、害を助長するだけだ。われわれは難しい議論を続ける。しかし、政治的なこまとして利用されることはない」とした。

 WNBAでは、シアトル・ストームのセンター、ステファニー・ドルソン選手やミネソタ・リンクスのシェリル・リーブ監督ら、一部の選手やコーチがトランスジェンダー選手への支持を表明している。

 リーブ監督は8月1日、「トランスジェンダーの子供たちを守る必要がある。私にとっては人権問題だ。すべての子供にはスポーツをする権利がある」と述べた。

 ホワイト氏は2024年、ミネソタ州の米上院議員選挙で共和党候補となり、民主党現職のエイミー・クロブシャー氏に敗れた。今年は、再選を目指さない民主党のティナ・スミス上院議員の後任を決める選挙で、再び共和党候補指名を目指している。

 ホワイト氏は「差別されたくない。私は若い黒人で、将来は米上院議員になりたい人間であり、時にトランスジェンダー女性を自認する選手として、公平に参加する機会を得たい」と述べた。

 34歳のフリーダム氏は、2022年にボストン・セルティックスで最後にプレーした。

 身長6フィート10インチ(約208センチ)の元センターは「自分が誰であるかを宣言するだけで必要な条件を全て満たせるのであれば、WNBAでプレーするために必要な条件を一つ残らず満たしている。現在の規則を全員に平等に適用してほしいだけだ」と述べた。

 ホワイト氏は、このアイデアはフリーダム氏とは別に自分で思いついたと語った。

 「偉大な人間は同じことを考える」と同氏は述べた。

 トランスジェンダー選手を巡る論争は、インディアナ・フィーバーのソフィー・カニングハム選手がESPNに「若い女子を守りたい。ロッカールームにいる若い女子や、生物学的には男性である人と対戦すべきではない」と語ったことで再燃した。

 現在、WNBAにはトランスジェンダーの選手はいない。ただ、引退したレイシア・クラレンドン氏はトランスジェンダーであることを公表し、胸部の手術を受けた。

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