
ドラキュラの衣装を着た男性が、パートナーとルーマニアのブカレストで開催されたハロウィーン・フェスティバル「ウエストサイド・ハロ・フェスト」で自撮り写真を撮っている(2023年10月28日土曜日)。先週末、ブカレストの天使の島半島には数万人が集まり、共産主義体制崩壊以来、東欧諸国で最大規模のハロウィーン・フェスティバルとなった。(AP通信/ヴァディム・ギルダ撮影)
By Juliet La Sala – The Washington Times – Sunday, October 4, 2026
中世の騎士、ドリー・パートン、「ゼルダの伝説」に共通するものは何か。業界関係者によると、いずれも今年のハロウィーンで人気を集める衣装のアイデアになっている。
コスチューム専門店「シカゴ・コスチューム」のオーナー、コートランド・ヒッキー氏にとって、ハロウィーンは書き入れ時だ。同氏によると、ここ数カ月、中世の衣装や中世イベント「ルネサンス・フェスティバル」で使われる衣装への関心が高まっている。
ヒッキー氏は「今年はテレビゲーム『ゼルダの伝説』の40周年でもある。そのため、『ゼルダの伝説』のキャラクター衣装にも関心が集まっている」と語った。ヒッキー氏は、300を超える衣装製造業者、卸売業者、小売業者で構成する全米衣装業者協会の副会長でもある。
10年以上にわたり仮装衣装の仕事に携わってきたヒッキー氏によると、8月に80歳で死去したカントリー音楽界のレジェンド、ドリー・パートンさんの衣装も急速に人気が高まっている。
一方、ハロウィーン・コスチューム協会のミシェル・ボイルスタイン事務局長は、今年も毎年人気の定番衣装が数多く登場するのは確かだと話す。同協会は、ハロウィーンや仮装用品を製造・販売する40社以上の企業で構成する。古くからの定番でも、自分なりのアレンジを加えれば新鮮に見せられるという。
ボイルスタイン氏は電子メールでの取材に「魔女は毎年登場する定番だが、魔女の衣装を自分らしく見せる方法はたくさんある。ハロウィーンの衣装だとすぐに分かり、自分なりのアレンジも簡単にできるからだと思う。魔女は怖くも、華やかにも、面白くも、非常に凝ったものにもできる。吸血鬼、幽霊、骸骨も同じだ」と回答した。
衣装のアイデアは、漫画や音楽から映画、テレビまで、ポップカルチャーからいくらでも得られる。ヤフーショッピングの最新衣装ガイドでは、スパイダーマン、その恋人のMJ、「スクービー・ドゥー」のキャラクターが、菓子をもらいに行く子供やパーティー参加者に人気の衣装になる可能性が高いと紹介している。
このガイドはまた、マイケル・ジャクソンが「スリラー」のミュージックビデオで着用した赤いジャケットを再現した衣装も提案している。今年の大ヒット伝記映画「マイケル」によって再び関心が高まっているためだ。さらに、「プラダを着た悪魔2」でメリル・ストリープが演じる、ファッション誌の鬼編集長ミランダ・プリーストリーの衣装も挙げている。
ボイルスタイン氏は、今年のハロウィーンの特徴の一つは、SNSが衣装のアイデアを得る主要な情報源になっていることだと指摘する。
「仮装する予定の成人のうち、30%がインスタグラム、26%がポップカルチャー、25%がTikTok(ティックトック)、24%がピンタレストからアイデアを得ていると答えている。今は、オンラインでキャラクターや映画、番組、ネット上で話題になった出来事を見て、ハロウィーンで再現したいと思う人が増えており、瞬く間に広がることがある」
消費者の多くは衣装一式をセットで購入するが、化粧品やアクセサリーなど、購入したものを組み合わせて衣装を作る人もいる。一から作る人はあまりいない。
ヒッキー氏によると、今年は手作りの衣装を選んでも、ここ数年ほど価格の高さに驚くことはないという。物価上昇が落ち着き、関税についてもサプライチェーン(供給網)の調整によっておおむね対応できるようになったためだ。
「今年は実際、衣装関連商品のコストはかなり落ち着いている。商品の関税についても、いろいろと対応策が整ってきた。そのため、今年は衣装を買う際の価格への驚きは、コロナ禍以降、毎年感じてきたほど大きくないと思う」
ボイルスタイン氏は「仮装を楽しむ人たちは、何を買うか、いくら使うかについて少し慎重になっているかもしれない。それでも、ハロウィーンに参加し、楽しむことをやめてはいない」と述べた。

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