ステーブルコイン決済「Slash App」正式リリース、カードも一般公開

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この記事の要点

  • Slash Visionが決済アプリ「Slash App」を正式公開
  • Slash Cardも一般提供開始、紹介報酬制度も新設

Slash App正式リリース、カードも解禁

ステーブルコイン決済を手がけるSLASH VISION(スラッシュビジョン)は2026年10月15日、決済アプリ「Slash App」を正式リリースしたと発表しました。

同アプリには、ステーブルコインの保管・送受金ができるセルフカストディウォレットと、「Slash Card」の決済・管理機能が統合されています。

正式リリースに伴い、これまで事前登録制だった「Slash Card」も一般公開され、利用者はアプリから直接カードを申し込めるようになりました。

免許証対応・友達紹介プログラム開始

運転免許証でもSlash Card申込可能に

これまでの「Slash Card」は本人確認書類がマイナンバーカードに限定されており、同カードを持たない人は申し込めない仕組みとなっていました。

今回の一般公開にあわせて運転免許証による本人確認が新たに認められ、マイナンバーカードを持たない人にも申込対象が広がっています。

発表によれば、本人確認書類の追加とともに、「Slash App」に顔認証と指紋認証によるログイン機能も導入されました。

同社によると、アプリの起動やPIN番号の入力を生体認証で代替でき、日常的な操作の負担を軽減するとしています。

初回決済で報酬発生、上乗せ条件も

「Slash App」では、利用者が友人を紹介すると報酬を受け取れる友達紹介プログラムも新たに開始されました。

紹介された人が初回決済を完了すると、紹介者には1人あたり10ドル(約1,600円)相当の報酬が付与され、紹介人数に上限はないとしています。

当月の「Slash Card」利用額が500ドル(約7万9,000円)以上の紹介者には「紹介ブースト」が適用され、1人あたりの報酬が20ドル(約3,200円)相当へ引き上げられる仕組みとなっています。

ただし、上乗せ報酬の対象は月10人までに限られ、追加される10ドル相当分は景品表示法上の総付景品として取り扱われます。

3段階ランク制導入へ、最大1.5%還元

また、紹介報酬制度に加えて「Slash Card」の利用状況などに応じた3段階のカードランク制度を設ける計画も明らかにしました。

ランクはVirtual・Normal・Premiumの3種類で、サブスクリプションへの加入やレンディング額などに応じて付与される「Tier Point」をもとに決定する方針です。

最上位のPremiumランクでは最大1.5%のキャッシュバックを予定しており、ランクごとに異なる特典を設ける計画となっています。

還元率を含む特典内容や数値については、今後変更される可能性があると同社は説明しています。

銀行機能の実装へ、みんなの銀行と連携

「Slash App」の正式リリースに先立つ2026年6月12日には、Slash Visionがみんなの銀行とWeb3領域での基本合意を締結し、同アプリに銀行機能を組み込む計画も発表しました。

両社は、みんなの銀行のBaaS基盤を通じて日本円の入出金機能を導入し、その先には日本円と米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」を交換する機能の実現も視野に入れています。

銀行機能の組み込み開発と並行して、Slash Visionのグループ企業であるVision Financial Services株式会社が電子決済手段等取引業の登録準備を進めており、両社は同発表で他事業者への展開を見据えた実証実験のパートナー企業も模索する方針を示しています。

今回の「Slash App」正式リリースでウォレットとカード決済機能の一般提供が始まり、今後はみんなの銀行との連携を通じて、日本円の入出金を含む銀行機能の実装に向けた開発が進められる見通しです。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.84 円)

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Source:Slash Vision発表
サムネイル:AIによる生成画像

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