(CNN) イランのエブラヒム・アジジ国家安全保障委員長は8日、米国側が誠実かつ真摯(しんし)であると確信できる限り、原則として米国との和平交渉を推し進めることにイラン側は「問題はない」と述べた。
だがアジジ氏は、深い不信感が漂う中で、交戦中の両国間でいかなる合意が成立するかは、米国が行動を改めるかどうかにかかっていると警告した。
CNNのフレデリック・プレイトゲン上級国際特派員による独占インタビューに応じたアジジ氏は「相手に交渉の意思があり、交渉のルールにも従うという確信が得られれば、交渉の論理、対話の論理を持つイラン・イスラム共和国は、交渉を行うことに問題はない」と語った。
またアジジ氏は、一時停戦を戦争終結に向けた恒久的な合意へと発展させることを目指す今回の交渉において、トランプ米大統領は真実を語っていない、というのがイラン側の認識だと付け加えた。
「だが我々は何度も、交渉を戦場の延長として受け入れたと述べてきた。交渉も戦いの一部であると考えている」とアジジ氏は述べた。
アジジ氏は、米国が当初、イランの海外凍結資産を「初期段階で」解除することに合意していたと主張したが、イラン側はこれまでのところ、米国側にそうした意思は見られないとしている。また、現在の交渉にはイランの核開発計画に関する事項は含まれておらず、イラン側は核開発については平和目的のみであると長年主張してきたことを改めて強調した。
最終的に米国とイランの間で和平合意が成立する可能性はあるかとの問いに、アジジ氏は「相手側の行動次第だ」と答えた。
さらに「もし今と同じ行動が続くのであれば、可能性はない。我々は全く信頼していない」と語った。

6 日前
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