アリ研究家の島田拓さんが8月26日、自身のXを更新。外来生物法で「特定外来生物」に指定されている「セアカゴケグモ」を、東京都板橋区の複数箇所で発見したことを報告しました。
島田さんといえば、アリ研究家としてTBS系『クレイジージャーニー』などのテレビ番組で活躍しているほか、放送中の「JT」のCMでは俳優の柳楽優弥さんと共演中です。
そんな島田さんは数日前、自宅近辺で虫探しをしていた際、息子から「黒と赤の毒のあるクモがいた!」と教えられ、確認するとセアカゴケグモだったといいます。さらに翌日にも、板橋区の別の場所でセアカゴケグモを発見したそうです。
「虫好きの息子たち」に対して、島田さんは「このクモは毒があるから絶対に触らないように」と注意したといいます。
さらに、この地区でのセアカゴケグモについて、「これはすでにすごい数増えていそうです」と自身の見解をつづっています。
ここ最近、各地でセアカゴケグモの目撃情報が相次いでいます。8月には、愛媛県の伊予市や松山市、東温市のほか、長崎県対馬市などでも見つかっています。
セアカゴケグモとは?「攻撃性はない」とされるが…
環境省が制作した資料によると、セアカゴケグモは光沢のある黒色を基調とし、腹部の背面に赤色の太い線が入っているのが特徴です。人の生命や身体に被害をもたらす恐れがあるため、特定外来生物に指定されています。
このクモは日当たりの良い暖かい場所を好み、地面や人工物の窪みや穴、裏側、隙間に営巣します。自動車、プランターの底、室外機の裏、庭に置いた靴の中などにいることもあります。
セアカゴケグモに攻撃性はないとされていますが、触ると咬まれることがあります 。日本では主に6~10月に咬傷例が報告されており、咬まれると、痛みやかゆみを感じるとともに、リンパ節が腫れることがあります。
通常は数時間から数日で症状が軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続し、進行性の筋肉麻痺が生じるなどの重症例もあります。
咬まれた場合は、速やかに医療機関に相談することが大切です。その際、咬んだクモの種類がわかるよう、可能であれば殺したクモを病院へ持参しましょう。重症化した場合は、抗毒素血清による治療が必要となります。
セアカゴケグモを発見したら?
もし、セアカゴケグモを発見した場合は、自治体に連絡しましょう。もちろん素手で捕まえたり触ったりしてはいけません。
駆除するには、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、靴で踏みつぶすなどの物理的な方法があります。
また、特定外来生物は、飼育や生きたままでの運搬などが原則禁止されているため、生きたセアカゴケグモを別の場所に運んだり、成虫や卵が車や荷物に付着した状態で移動したりしないように注意しましょう。

1 ヶ月前
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