「あなたは私の守護者で保護者」 トランプ氏に心酔する側近ハープ氏の手紙、米メディアが公開

1 ヶ月前 11

(CNN) トランプ米大統領の側近ナタリー・ハープ氏が大統領に宛てた少なくとも2通の手紙の中で、絶大な忠誠心を表明していることが分かった。ハープ氏とトランプ氏の関係に注目が集まる中、米ウェブメディア「デイリービースト」が20日、手紙の内容を公開した。

ハープ氏は印刷された署名入りの手紙の中で、「私たちの関係が常に良いものであり続けますように」とつづっている。冒頭は「親愛なる大統領」との言葉で始まり、「心を込めて、ナタリーより」と締めくくられている。手紙の抜粋は以前、米紙ニューヨーク・タイムズに掲載されていた。

トランプ氏のそばに絶えず献身的に付き添うハープ氏の存在はここに来て、脚光を浴びている。きっかけは民主党のジョン・オソフ上院議員が、トランプ氏を批判する演説の中でハープ氏を名指ししたことだ。

ジョージア州選出のオソフ議員はトランプ氏を皮肉って、「カタールの首長から贈られた無防備と思われる『空飛ぶ宮殿』でナタリーと旅している」と発言した。これはイランからの脅威を理由に先月、トランプ氏が秘密裏に比較的小型の航空機に乗り換えてトルコを出国した際、ごく少数の側近と並んでハープ氏が同行したことを指している。

手紙は2023年のもの。ハープ氏はさらに、「あなたには喜び以外のものを与えたくありません。集中力を欠いてしまってごめんなさい。あなたは私にとって全てです。決してがっかりさせたくない。あなたが私の人生の守護者にして保護者になってくれていることに感謝します」と言葉を継いでいる。

別の手紙では、ハープ氏は保守系メディア「ワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク」の司会者を務めていた頃の、トランプ氏との関係を振り返っている。

「トークショーをやっていた頃、あなたが電話をかけてきて、他愛のないことから何から何まで語り合った日々が懐かしいです」「あの時のようなシナジー(相乗効果)を取り戻したい。私たちはいつも仕事の話ばかりしていては駄目です!!」

同じ手紙の中で、ハープ氏はこうも付け加えている。「そしてお願いがあります。私が失敗した時は教えてくれないでしょうか?  こちらに非がある時は、あなたは必要なら私を罵倒する絶対的な権利があります。あなた以上に私のことを知っていて、気にかけてくれる人はいないのですから」

ホワイトハウス近くのエリプスでトランプ氏とハープ氏が大統領専用ヘリから降機する様子=8月16日/Mandel Ngan/AFP/Getty Images
ホワイトハウス近くのエリプスでトランプ氏とハープ氏が大統領専用ヘリから降機する様子=8月16日/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

CNNはハープ氏が23年にこれらの手紙を書き、トランプ氏に送ったという事実を独自に確認していない。デイリー・ビーストによると、作家のマイケル・ウォルフ氏が24年大統領選のトランプ陣営に関する本を執筆中に、手紙を入手したという。

ホワイトハウスの報道官はCNNへの声明でハープ氏を擁護。「トランプ大統領のチームの中でも屈指の忠実で勤勉な補佐官」と評した。

ただホワイトハウスの当局者はここ数日、批判が強まり一気に広がったことで、ハープ氏とトランプ氏の関係に一層注目が集まる結果になったことを内々に認めている。

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